2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

医学部はパワハラ天国 3

(前回からの続き)http://smedpi.hatenablog.com/entry/2014/03/24/160243 裁判が決着した後、この方はハラスメントの実態調査を行っている。「アカデミックハラスメントの実態調査研究 -大学および大学教員に対するアンケート調査結果報告書-」(2002年 …

大学における初めてのパワハラ裁判は医学部で起った

大学におけるパワハラについて、初めて裁判で争われたのが、2002年に判決が確定した奈良県立医科大学の事例だ。公衆衛生学講座の女性助手(当時52歳)が教授から嫌がらせを受けたとして、教授と奈良県に550万円の損害賠償を求めた訴訟を起こした。1審の大阪…

医学部はパワハラ天国 2

(医学部はパワハラ天国1 http://smedpi.hatenablog.com/entry/2014/03/21/224419) 横浜市立大学のハラスメントは被害者が2年生ということで、おそらく基礎医学系の教授だと思われるが、教授が権威を笠に着てハラスメントを行う事例は医学部では珍しくはな…

医学部はパワハラ天国 1

教授を頂点とした医学部の閉鎖的なピラミッド型の講座はパワーハラスメント(パワハラ)の温床となっている。教授はパワハラをして当たり前、これに耐えてこそ一人前の医師になる? 医学部はハラスメントに対する意識が非常に低く、その対策を行っていない大…

続 小保方さんのこと

小保方さんは博士論文の画像や参考文献もコピーペーストしていた。画像はコスモ・バイオ社が作成しホームページに掲載しているマウスの幹細胞の写真。見る限り全く同じ細胞だ。また、論文の最後に添付することになっている参考文献リストもコピペだったよう…

医学部の威圧的な教員

医学部の学生は生意気で頑固な者が多い。医師になると患者・看護師・周囲の者から「先生」と言われて表面上尊敬され、「医師は特権階級だ」と勘違いしてしまう。特に、卒業後も大学に残り出世していく医師は、ものすごくエリート意識が強く、権威や名誉を求…